今週の花
2024-01-18
今年の大河ドラマ『光る君へ』はご覧になられましたか?
謎が多い紫式部の生涯をどう描くのか?とても楽しみです実は、私の推しは『源氏物語』高校の古文の授業でみっちり3年間源氏物語を習いました。当時は『勉強』としての源氏物語でしたので、怨霊が出てきたり、男性が女性の好みを話し合ったり(雨夜の品定め)時々面白いなぁと思うところはありましたが、ほぼ点数を取るために文法等を覚えていました。
しかし、瀬戸内寂聴の源氏物語の現代語訳を読み始めてから虜になってしまい、何故か風に秋を感じる頃から春にかけて毎年、源氏物語を読むようになりました。そして、毎年新たな発見や感動をします
2年前の誕生日には長男に角田光代の源氏物語全集をプレゼントしてもらいました。同じ源氏物語でも訳者が変われば少し雰囲気が変わります。
今回の『光る君へ』は紫式部が源氏物語を書いた背景を知ることができると思うとワクワクします
旦那も、番組が始まる前は「平安時代の女好きのプレイボーイの話やろ・・・」と思っていたようですが2話を見終えて「思っていたのと違って面白い」と
源氏大好きな私は、ドラマの中に源氏物語にある場面が登場すると「あ、あの場面に出てきたところだ」(第1話の雀を籠から逃がした場面は光源氏と若紫が出会うシーン)と源氏オタクならではの楽しみ方をしています
タイトルだけで「女たらしのくだらない物語を書いた平安時代の女の話」と思っているおじ様達に是非一度見てほしいと思います。