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『目視観測』『自動観測』
2020-02-06
立春と同時に寒波がやってきました
やっと初雪観測かと思っていたところ、九州の県庁所在地では佐賀で平年より56日遅く初雪を観測したそうです
その観測方法が今月3日より変更になったのはご存じですか
以前は、気象台の職員が目視で雲の量などから天気状況を観測していました(目視観測)しかし、これからは機械で計測する『自動観測』になります。それにより、『快晴』とか『薄曇り』などの表現が無くなり『晴れ』『曇り』に統一されるそうです
佐賀の初雪も自動観測により発表されました
ただ、すべてが自動観測になるわけではなく、『初霜』『初氷』は目視観測になるようです。(虹は観測自体が無くなります)
また、災害が予想される場合は、目視で状況を観測するとのことです
※福岡管区気象台は目視観測が残ります
この、自動観測になった為、困ったのが宮崎県
宮崎は、ご存じのように温暖な気候で『日本のひなた』をPRしてきました
その根拠となるものが『平均気温』『日照時間』『快晴日数』のひなた指数のデータ
宮崎はこのデータが全国一の為『日本のひなた』だと
快晴の表現が無くなることでこの、ひなた指数も無くなる
ところで初雪ですが、福岡で過去一番遅く降ったのが1909年の2月6日111年ぶりの記録更新です
過去、九州で一番遅く降った初雪の記録は大分の2月9日
週間天気予報和見る限り記録更新は間違いないようです