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今日は七草
2020-01-07
早いもので今日は1月7日。松の内最後の日で七草粥を食べる日です。
最近はスーパーにパック詰めにされて売ってあります。
正直、あまりおいしいとは思いませんが・・(作り方が悪い?)
高校の生物の先生が少し変わり者で、試験に『春の七草を書け』というのが出て。そういえば、授業中、教科書には載っていないけれど、と言って黒板に何やら書いていたなぁ。試験に出す!とか言っていたがマジで出したな⁈ボケーとしていた私は正解できませんでしたが、友人はキチンと春の七草の種類を書いたのに△。何でと先生に聞きに行ったら、先生曰く「『これぞ春の七草』が抜けています」と
正解は『セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ これぞ春の七草』
本当に変な先生でした
ところで、この七草粥の由来ですが、1月7日は『人日の節句』と呼ばれる五節句の一つにあたるそうです。
他は3月3日(桃の節句)5月5日(端午の節句)7月7日(七夕)9月9日(菊の節句)重陽とも言います。菊の節句とは不老長寿をお祝いする日なのだそうです。いっその事、この日を敬老の日にしたらもっとメジャーな日になるのになぁ
昔、中国では動物を占う風習があって、新年の1日目は鶏2日目は狗(イヌ)3日目は猪4日目は羊5日目は牛6日目は馬の順番で占い(何を占うのか?)その動物を殺さないようにしたとのこと。
そして、7日目に人を占い、人を大切にする日で無病息災を祈って、体に良い草を刻み粥にして食べる風習ができたそうです。
本来は、前日(6日)の酉の刻(18:00)から2時間おきに翌7日の卯の刻(午前6時)まで1種類ずつ草を刻み朝食で食べるのが本式だとか夜中、それこそ草木も眠る丑三つ時(夜中2時)にもザクザクと草を刻むなんて・・・恐ろしすぎる
お正月で暴飲暴食をした方は胃腸に優しい七草粥を是非どうぞ