ブログ
気になる人・・・
2020-07-16
昨日は第163回芥川賞・直木賞の発表がありました
芥川賞には高山羽根子氏の『首里の馬』・遠野遥氏の『破局』の二作
直木賞には馳星周氏の『少年と犬』
私は今週、昨年の本屋大賞(年間大賞)の『流浪の月』(著:凪良ゆう)と第161回芥川賞受賞の『むらさきのスカートの女』(著:今村夏子)を続けて読みました
『流浪の月』ですが、幼い頃親戚の息子から性的虐待を受けた主人公『更紗』と,大人の男性になれない病気の『文』の起こした誘拐事件。
二人の孤独さがガラス細工のように細やかに描かれています。
『真実』と『事実』そして『常識』は違う。
それから、デジタルタツゥー。インターネットの消せない書き込み。
最後は未来へ向かう二人の、前向きな表現で終わりますが、物語にどんどん引き込まていく「さすが本屋大賞」と納得の一冊です
『むらさきのスカートの女』ですが、主人公がむらさきのスカートの女が気になり、ストーカーする物語です。
最初は、むらさきのスカートの女が変な人と思いながら読んでいくと、仕事もできるしコミュニケーション能力もある。至って普通。
最後に「ん変なのは主人公のほう」そして、自分は『黄色いカーディガンの女』だと・・・
コメディ?何?
最近、私が気になる人・・・『白いヘッドフォンの女』
朝、通勤時にほぼ毎日のようにアーケードの十八銀行の交差点で見かけます
中年の女性の方で、花壇に腰掛けられていることもありますが、様々なパフォーマンスをされているのを見ます
ある時はWash!Washと手洗いの歌のような踊り、ある時は市役所方向へお祈りのポーズ。そして、先日は小雨の中タオルを被り左手に何かを持ちレゲーなカンジ
Mは仕事帰りにシャトレーゼの前の交差点で、全身青の服で片手に鈴を持って立っていたよと。
社長は、早朝ウォーキングの途中に竹の下バス停近くで見かけたと。
いったい何者もしかすると、リモートで何かの撮影に参加している
最近は、今日の『白いヘッドフォン女』は何のパフォーマンスかなとちょっと楽しみに通勤しています